FC2ブログ
Admin New entry Up load All archives

豊橋心霊散歩

愛知県豊橋市を中心にしたマイナーな心霊スポットの紹介

【遠州七不思議】 椀貸伝説 

椀貸伝説
eeeee.jpg

椀を貸せる伝説。少し方言が入りますが、「お椀を貸してくれる伝説」です。
遠州だけでなく日本各地にその伝説はあります。

続きを読む

またもや昔話的な記事になります。
今回は豊橋のお話も織り交ぜていこうと思います。


まず、
椀貸伝説とは、冒頭で説明したように人でない何かがお椀を貸してくれるお話で、静岡だけにとどまらず日本中にその伝説は散らばっています。

お椀を貸してもらうってどういう意味?

と思われるかもしれません。

これはまず、家に置いてある茶碗は普段使っている自分たちの分しかない。という時代背景があります。

そういうときに、突然お客さんがやってきて、食事を振舞わなくてはいけなくなりました。

しかし、茶碗がない。。。

仕方なしに池や滝にむかったそうです。

そして、

「どうか、どうか、幾人分の茶碗をお貸しください~」

と祈ると、何故か水面にお願いした数の茶碗が浮いてくるというお話。


これに類似したお話が全国にわたってあるのです。
(wikiを読むと民俗学的な解釈も載っていますが、今回はストレートに行きます。)

この現象を人々は神様に類するものの不思議な力としました。

貸してもらったお椀は、かならず返さなくてはいけません。

邪な心を持ったものが、あえて数を誤魔化して、少ない枚数を返したこともあるそうです。

すると次から二度とお椀を貸してもらえなくなってしまうのです。





さて。

この椀貸伝説。

遠州七不思議として静岡県の各地にその伝説が残っていますが、
もっとも有名なのが、掛川市にある椀貸池です。





DSCN2983.jpg

この池にも似たようなエピソードがあります。

ある男が椀貸池の名前を聞いて池にやってきた。
池の主に「お椀を10人前貸してくれ」とお願いすると、翌朝には10人分のお椀が池に浮いているのです。
男はありがたく椀を持って帰った。無事椀を使い終わり、返そうと思って数を数えてみたがどうしても椀が9つしかない。
仕方なく9つの椀を池に返すことにした。しかしそれ以来、お椀を貸してもらえなくなってしまったそうです。


内容的にはどこも同じですね。

このような伝説が残る場所には「椀貸○○」のようにちゃんと名前がついていたりします。

ここ椀貸池は、もうお椀を貸してくれないのかもしれませんが、
近くまできたのでちょっと写真を撮っていきます。

DSCN2986.jpg


DSCN2987.jpg


果てしなく緑が続いています。

水面は見えないですが、蓮や鳥たちがたくさん。

鳥が泳ぐと、一面を緑に変えている浮き草が割れるように道を開けていって面白いですねぇ。


DSCN2992.jpg


DSCN2994.jpg


池の近くまで車では行けませんので注意してください。

行く場合は徒歩で田んぼの横を歩いていく感じです。

それか釣堀に行きましょう。



ちなみに静岡には、このほかにも椀貸地蔵、椀貸龍神、椀貸松などさまざまあります。








次に、折角なので愛知にある椀貸池を紹介しましょう。



愛知県豊田市 椀貸池


DSCN0200.jpg


愛知工業大学の横にある池も椀貸池という名前がついています。

この池は龍が住んでいるという伝説があり、池の横に神社も建っています。
直接この池に伝わる民話はちょっと見つけられていないのですが、椀貸という名前がついているため、近いエピソードがあるのではないかと思います。

DSCN0202.jpg

この池に訪れたのはかなり前になるのですが、
とても静かな雰囲気の池ですね。
看板に願かけ池とも書かれていましたので、やはり、お椀を貸してほしい!というようなお願いを叶えてくれる池という匂いがしませんか。


DSCN0203.jpg


訪れた際はぜひぜひ龍神様にお願いをしてみてはどうでしょうか。

貸し借りで済む願いなら叶えてくれるかもしれませんね。











最後に豊橋の椀貸伝説にも触れておきましょう。



豊橋市中原町 椀貸岩


DSC_0141.jpg



近くを通られたことがある方は、見かけたことがあるんじゃないでしょうか?

道路を挟んだ反対側の立岩に目が行ってしまいがちですが。
tateiwa.jpg

上画像の矢印の先、あの空き地のようなスペースにひっそり岩があるんです。


DSC_0140.jpg


どれくらいの大きさなのか、埋没している部分がよくわからない大きさを醸し出しているこの岩。

じつは椀貸伝説があります。

この岩も昔はお椀を貸してくれていました。

この岩の貸してくれたお椀に注いだ汁物は、どんなもので絶品の味になったとか
ですので、お祝い事などで身内が集まったとき、この岩に借りたお椀を使うとみんな大喜びしたそうです。


DSC_0139.jpg

おそらくほとんどの人がしらないこの椀貸岩。

折角おもしろいお話が残っている岩なのでもうちょっと丁寧に扱ってあげたいですね。

まぁでも、何気ない街中でふとしたものが実は。。。っていうのが昔話や民話だったりするので、
これはこれで、撤去とかされずに椀貸岩がずっとここに鎮座してくれればよいのかもしれません。





椀貸伝説は話すとかなりいろいろなエピソードが出そうなので、
この辺までで記事をまとめたいと思います。



お読みいただきありがとうございました。


関連記事
スポンサーサイト



category: 遠州七不思議

thread: 歴史&スピリチュアル・ミステリー  -  janre:

CM: 0 TB: --   

コメント

コメントの投稿

Secret

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 心霊・怪談へ にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 愛知県情報へ にほんブログ村 歴史ブログ 神話・伝説へ