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豊橋心霊散歩

愛知県豊橋市を中心にしたマイナーな心霊スポットの紹介

【遠州七不思議】 天狗の火  

天狗の火
ImageTenguBi.jpg

遠州七不思議の1つ
遠州全域で様々な話が伝えられています。

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この天狗の火は遠州のいたるところで話があり、
昔から様々な知識人がこれを書き記しています。


浜松市安松町の 安松火

浜松市笠井町の お松火

袋井市貫名の 気井の宮の火

磐田郡豊田町の 雨夜の火

周智郡森町天の宮の 地蔵山の火

小笠郡大須賀町の 龍燈の火、火姥の火



これらすべてが「天狗」の火にあたるのかはわかりませんが
話の共通点、特徴として火の玉が現れる言い伝えです。

火の玉が現れる場所は山であったり海であったり、
静かで風のない夜に現れるという話もあれば
雨の降る晩に現れる話もあります。
奇怪な火の玉が突然現れ、空中を飛び回るというのが大筋なんですが
これだけだと全国にありそうはお話ですね。









それでは王道の「天狗の火」とはどういう話か。



それを紹介する前に、現代にも伝わっている噂話を1つ紹介します。





馬込川の人魂

DSCN0348.jpg



浜松市馬込川河口には、人魂(火の玉)が現れるという噂があります。

意外に目撃があるこの噂。
私もはじめて知ったときすぐに探索に行きました。
(実際に探索に行ったのは4年前なんですが)


DSCN0360.jpg

DSCN0357.jpg


この馬込川河口周辺は、干潮時であれば砂浜が広大に広がります。
堤防の下に干潮時であれば降りることもできますが
満潮時には水に沈むので絶対にやめましょう。
特に真夜中に一人で行くのは危険ですので絶対にやめましょう。


DSCN0356.jpg

DSCN0347.jpg


体験談としては
台風の前日に馬込川河口で人魂を見た。
馬込川の人魂のことを知らない学生が河口の方で怪光を見た。
という話がぽろぽろ挙がってくるという感じです。


DSCN0342.jpg


DSCN0341.jpg


私もこうやって現地に来てみたんですが、

期待通り怪しい光を見ることができました。

馬込川の反対岸の方に見えていたので近づけなかったのですが
(近づこうとして水の中にまで入った時点で諦めました)
2つのぼんやりとした光の塊が上下に揺れていたんです。
行燈くらいの明るさだったんで、両手に明かりを持った人間がそこに立っていて、踊っているイメージが近いですね。
上下に揺れるとともに、明滅を繰り返していました。

DSCN0334.jpg


この方向に見えていたんですが
光が弱くてカメラには全然映りませんでした。

しかし、今になって冷静に思い返すと
川の水面に写った国道の電燈の反射だったのかもしれません。

真実はわかりませんが
機会があればまた人魂探しに行きたいです。







話を遠州七不思議に戻しましょう。


遠州には人魂の話がたくさんありますが
本当の「天狗の火」の話は、
天狗や魚がキーワードとして出てきます。


こんなお話です。


天狗の火


ある漁師が沖で魚をとっていると突然赤い炎とともに天狗が現れた。
漁師は驚きつつも天狗の様子を見守っていると
天狗は宙を飛び回り、海の中の魚をとりはじめた。

天狗が姿を消したあと、漁師は村に帰り恐ろしいものを見たと村人たちに話して聞かせた。

次の日、漁師がまた漁に出ようと家を出ると数匹の魚が落ちている。
魚は岸や砂浜に落ちており、どれも両目が抉り取られていた。
村人たちはそれを恐ろしがり、魚を拾い帰るものは誰もいなかった。




話は他にもあります。




村人が漁師から魚をもらい、家に向かうため海岸沿いの道を歩いている途中、突然真っ赤な火が自分に向かって飛んできた。
驚いた村人は慌てて、岸にあげてあった船の船底に身を隠した。
すると船をがこんがこんと揺り動かすものがいる。
これは天狗の仕業に違いない。
天狗は俺の持っている魚を狙っているんだ。
そう考えた村人は持っていた魚を天狗に投げ与えました。
するとすぐに天狗はどこかへ飛んでいきました。
村人は恐る恐る船底から抜け出し、あたりを窺ってみると
投げた魚が落ちているのを見つけた。

その魚をよく見てみると
目は両目とも、えぐり取られていた。



火の玉の伝説、噂、昔話は全国にあるでしょうが
魚の目をえぐりとる話は稀有な部類ではないでしょうか。


他にも柳田国男の著、日本の伝説に記載あるのですが
天狗の夜とぼしという現象が遠州にはあるそうです。

夏になると遠州平野部の水田では火の玉が舞うことがある。
火の玉は田んぼの上を上下にゆらゆら漂っていく。
それは天狗様が田んぼのドジョウを獲っている様子なのだ。
天狗の夜とぼしがあった次の日は田んぼ周辺に目のないドジョウがたくさん見つかる。
天狗様は魚の目だけをとっていかれるからだ。



私の子供の頃は妖怪と言えば鬼太郎、
今では妖怪といったら妖怪ウォッチが連想されるでしょうが、
かつて妖怪を恐れ、ときに崇め、妖怪が日々の暮らしに溶け込んでいたいた時代があったと思うと
今の時代を少し物足りなく感じてしまいます。

しかし、馬込川には火の玉の噂話が現代でもあります。

天狗の火も遠州七不思議という形で現代まで脈々と語り継がれています。

妖怪たちは今の時代もういなくなってしまったんでしょうか。


今でも、もし何かの拍子に、それに出会えたら。。

そう考えるとわくわくしてきます、



記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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category: 遠州七不思議

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